IoT時代に求められるプライバシー保護・セキュリティ対策 ~米国FTCによるIoT報告書を中心に~
1.はじめに
現在のIT業界では、IoT(Internet of Things: モノのインターネット)が一つの主要トレンドとなっている。例えば、今年の1月に開催された国際家電見本市(CES)においても、IoTを中心とした製品に注目が集まった(CESの詳細については、「IoT時代の主役、「クルマ」の次は「家」~CESにみるスマートホームの動向~」を参照)。
その一方で、IoTについてはセンサー等から消費者が把握していない形で勝手に個人情報が収集・利用される危険性も指摘されており、欧米を中心にIoTのデータ保護に関する議論がなされているところである。この点については、昨年11月にもその議論動向については記事をまとめた(モノのインターネット(Internet of Things: IoT)のプライバシー保護に関する世界の議論動向)。
本記事では、その後の、特に米国における議論動向について紹介をする。
※1 https://www8.hp.com/h20195/V2/GetPDF.aspx/4AA5-4759ENW.pdf
※2 https://wired.jp/2015/02/07/eric-schmidt-internet/
※6 https://www.lexology.com/library/detail.aspx?g=d6f2b028-57ab-4e57-9c78-88b5338969f2
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藤井 秀之(転出済み)の記事
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